結論から言うと
次の場面が実際に使う質問だけを、場所と圧力から始めて決め、その場面が動けるようになったら止めます。地理、歴史、文化、信仰、経済、魔法や技術、言語、名前、暦、日常のなかの力関係は、それぞれ、人によって意見が分かれる具体的な答えを少しだけ持つ価値があります。それ以外の質問は、わざと開いたままにします。信じられる世界は、完成した事典ではなく、その具体的な答えです。
Calderは種麦の袋を持って石の上に立ち、水はすでに三つ目の石に届いています。王国のすべてを描いても、NessaがCalderを舟に乗せるかどうかは、まだ分かりません。下の質問は、それを確かめるため、そしてどの質問が待てるかを見るためのものです。
町の名はAshferryです。川が潮と出会う渡し場です。舟を預かるのはNessa、通行料の帳面を預かるのはIvoです。石は踏み段と呼ばれ、その上の乾いた通りは高台と呼ばれます。これは写すべき型ではありません。一覧を一度たどり、場面がどの答えを使い、どれを開いたままにするかを見るための例です。
場面から始めて、そこで止める#
空白の質問票は、会話の前に大陸を発明するよう誘います。逆から進みます。これから書く場面に名前をつけ、その場面がぶつかるものだけを問います。
質問ごとに、三つの印から一つを選びます。
- 決める。 登場人物がそれに従って動ける一文で答えを言えます。
- 開いたまま。 場面はそれを使いません。空欄は穴ではなく、決定です。
- この物語では扱わない。 答えてもこちらが楽しむだけで、ページの上では何も変わりません。
最初の一回には限界を置きます。一つの場面と、その場面が実際に触れる質問だけです。一章でも、短編でも、これから回すセッションでも、このたどり方は共用できます。変わるのは、書き始める前に「決める」がいくつ付くかです。
地理#
一日の移動が何をできて、何をできないかを問います。
- 夜になる前に人はどこまで着き、何が止めるでしょうか。
- いつもの水源が絶えたとき、飲み水はどこから来るでしょうか。
- この季節は旅と食べ物と寝床に何をするでしょうか。
- 土地の人はどの場所を普通のものとして扱い、どの場所を、理由を説明せずに避けるでしょうか。
Ashferryで役に立つ答えは小さいものです。踏み段は一日の一部だけ顔を出し、そのあと潮が覆います。高台は乾いたままです。朝市は石から上る歩きで、旅ではありません。海岸の形は、まだ要りません。道が一つの決定を支えなければならないときは、困難な旅を中心に描く地域の地図で描きます。
歴史#
年代記ではなく、人がまだ続けている口論を求めます。
- 町のなかで、若い人が生まれる前の出来事を、今も引き合いに出す対立はどれでしょうか。
- 誰が得をし、誰が損をし、誰が別の語り方をするでしょうか。
- 人々が次に起きると期待していたのに、起きなかったことは何でしょうか。
Nessaは、石が水の下に入ると舟を出しません。Nessaが挙げる理由は、遅く出た舟が袋を失い、石を数えただけで警告しなかったと子どもが責められた、という出来事です。Calderが覚えているのは失われた袋と麦の値段です。Ivoが覚えているのは、通行料が返されなかったことです。三つの文、三つの版です。世紀の残りは、後の場面がそれを引くまで空欄で構いません。
再び確かめる出来事だけを小説の年表に置きます。その一つを読者に届けるときは、誰が話し、なぜ今なのかを、説明過多にならない設定の出し方で決めます。
文化#
人が同じ圧を受けていながら、なお意見が割れる様子を問います。
- 世帯は見知らぬ人に何をしなければならず、その義務は今週どんな負担になるでしょうか。
- 誰がその習わしを誇り、誰がそれに飽き、誰が免除されるでしょうか。
- 土地の人が違背と見て、訪れた人が普通の礼儀と呼ぶものは何でしょうか。
石の習わしは、試せるほど小さいものです。いちばん高い乾いた石を見ずに、踏み段へは降りません。Nessaはいつも見ます。急ぐCalderは見ません。誰もCalderを捕らえません。Nessaは袋を受け取らないだけです。これは今夜書ける文化です。衣服も祭りも料理も待てます。長い手順は架空の文化の作り方にあります。人が人間でないなら、体が毎日必要とすることも同じたどりに入ります。ファンタジー種族の作り方です。
宗教とその他の信仰#
人が何をし、それを人目のあるところで省くと何を払うかを問います。
- 人はこの場所で、任意とは呼ばない何をするでしょうか。
- 誰がその行いを守り、誰が省き、他人の目があるところで省いた人には何が変わるでしょうか。
- 信仰は世界を説明するのでしょうか。それとも、待っているあいだの振る舞いを人に言うのでしょうか。
舟を扱う者のなかには、いちばん高い石に触れる人がいます。Nessaは触れます。Calderは触れません。場面は、Calderを説明するための神学を要求しません。登場人物が選択のために神を必要とするまで、神は無名のままにします。行いを広げたくなったら、架空の宗教の作り方を使います。生きている人の聖なる行いを衣装のように着るのではなく、町が洪水をどう覚えるか、といった問いを借ります。
経済#
計画が外れたとき、誰が食べるかを問います。
- 何が買われ、何が借りであり、何がただ取られるでしょうか。
- 舟が出なければ、誰が何も得られないでしょうか。
- 一日の仕事は、穀物で、あるいは一夜の寝床で、何を買い、その値段は誰が決めるでしょうか。
Ivoの帳面は、舟が出ても出なくても通行料は発生すると言います。Nessaは、通行料は渡りのためであり、起きなかった渡りは通行料ではないと言います。Calderは麦の代金をすでに払い、待てば高台の朝の値を失います。お金の入った場面が、これで手元にあります。通貨も造幣も交易図も要りません。それらは後の章が使うときに、架空世界の経済の作り方へ入ります。
魔法か技術か#
正午までに何が変わり、一週間で何が止まるかを問います。
- 一人の人は今日、それなしではできなかった何を、これでできるでしょうか。
- 材料、時間、体、評判のどれで、何を払うでしょうか。
- 一週間止まったら、町の何が壊れるでしょうか。
- 使うことを禁じられているのは誰で、それでも使うのは誰でしょうか。
Ashferryの最初の場面には、魔法も機械もありません。草案が求めるまで、この組は「この物語では扱わない」と印をつけます。力が呪文なら、限界と結果は魔法システムの作り方で組み立てます。機械や薬や、町が代わりを用意できない物資なら、同じ四つの質問がそのまま当てはまります。SF入植地の作り方は、一つの制約を普通の日々の中でたどります。
言語#
見知らぬ人が何を聞き誤り、その誤りがどんな代価を招くかを問います。
- 見知らぬ人が取り違えるのはどの数語で、取り違えたら何が起きるでしょうか。
- 町の二つの集団は、同じ船着き場を別の語で呼ぶでしょうか。
- 何が決まった言い方で言われ、その言い方が変わること自体が本当の知らせになるでしょうか。
踏み段の子どもは、乾いた石を声に出して数えます。大人はその習慣を残し、その数えを、名前であるかのように「数え」と呼びます。高台で「数え」を尋ねた訪問者は、水のほうへ戻されます。章に必要な言語は、これで足ります。対話が、自分の言語にない区別を必要とするときだけ、先を発明します。架空言語の作り方です。
名前#
土地の人が聞いて、新しく来た人が聞かないものを問います。
- そこで育った人にとって、町の名は今も何を意味するでしょうか。
- 上の通りと船着き場は、同じ名付けの習慣に従うでしょうか。
- 場面がすでに使ったために、固定された名前はどれでしょうか。
NessaにとってAshferryは、今もトネリコのそばの渡しを意味します。新しく来た人には、中身の見えない一語に聞こえます。高台は乾いた地面にすぎません。踏み段は石にすぎません。名前がページに載ったら、それを固定したものとして扱い、綴りは一か所に置きます。名前の一群を互いに縁があるように感じさせる習慣は、架空の地名の付け方にあります。
暦#
今日が違うと、人がどう知るかを問います。
- 数えている一日を始めるのは、潮でしょうか、太陽でしょうか、鐘でしょうか、交代でしょうか。
- 名前のあるどの日や季節が、船着き場の許すことを変えるでしょうか。
- 数を使わないとき、人は「下の通りが水に沈んだ年」をどう指すでしょうか。
Ashferryは時計ではなく石で数えます。「三つ見えている」は、舟がまだ出られるという意味です。第一章に月の名はなく、必要もありません。失われた袋がどれだけ前かを物語が言わなければならないときに、月と祭りと年の数えを足します。その仕事はファンタジー暦の作り方で、すでに信頼している年表と揃えます。
力関係と日常#
誰が否と言えるか、普通の一時間がどう見えるかを問います。
- 誰が舟に乗せるのを断れ、断ることで何を危うくするでしょうか。
- 石が見える前の一時間に、責任を持つ人は何をするでしょうか。
- 船着き場の子どもは、通行料の帳面を持つ人が知らない何を知っているでしょうか。
- 二人の土地の人は、どちらも暗唱できる規則のどこで食い違うでしょうか。
NessaはCalderを断れます。断れば、Ivoはそれでも通行料を書きたがり、Calderには濡れた袋と、待たない市が残ります。石の上の子どもは、Ivoより早く数えを知っています。子どもは水を見て、Ivoは帳面を見ているからです。二人の大人が唱える規則は「覆われた段に舟は出さない」です。Nessaはそれを安全として受け取ります。Ivoは、通行料が借りになる瞬間として受け取ります。Calderには、自分には払えないかもしれない遅れに聞こえます。
この三人は、一時間の内側から見た文化です。先は世界観から考えるキャラクター設定で作ります。
Ashferryを一度たどる#
同じ船着き場に、印を入れ、空欄も見えるようにしたものです。
| 質問 | 印 | 答えがあるなら |
|---|---|---|
| 舟は今出られるか | 決める | 三つの石が見えているあいだだけ。決めるのはNessa。 |
| なぜそこまで厳しいか | 決める | 遅れた舟が袋を失い、子どもが責められた。 |
| 断っても通行料は発生するか | 決める | Ivoはすると言う。Nessaはしないと言う。場面はその口論です。 |
| Calderが待つと何を失うか | 決める | 高台の朝の値。 |
| 神は何を求めるか | 開いたまま | 石に触れる人はいる。章は理由を言いません。 |
| 魔法は何か | この物語では扱わない | この草案でそれを使うものはありません。 |
| 王国の名は何か | 開いたまま | 石の上では、誰もその名を必要としません。 |
場面はもう始められます。Calderは口論し、Nessaは三つ目の石を見て、Ivoは帳面を開いたままにします。このあと足すものは、この印の一つを変えるはずです。
一覧のどれだけを物語は必要とするか#
一覧はノルマではなく、メニューです。実際に書いている長さに合わせます。
| 長さ | 草案の前に決める | わざと開いたままにする |
|---|---|---|
| 短編 | 場面の軸になる規則、それを破れる人、一つの対立 | 地図の残り、歴史のほとんど、一つの言語 |
| 長編 | 筋が触れる集団、中心の規則の代価、すでにページにある名前 | どの場面も入らない制度 |
| シリーズやキャンペーン | 後の本やセッションが矛盾してはならないこと、取っておく空欄 | 完成した地図帳 |
すでに刊行されたページが約束したことを残すなら、その記録はこの一覧ではなく、設定資料集です。シリーズの設定資料集は、約束のためのものです。ここにある質問は、まだ印刷していない決定のためのものです。
よくある誤り#
用紙を先に全部埋める。 王国には気候と王朝と神々が付き、第一章は麦の袋をまだ動かせません。場面に戻り、使っていない答えにはすべて「開いたまま」と印をつけます。
すべての人に一つの答え。 NessaとCalderとIvoが通行料で合意するなら、あるのは町ではなく看板です。同じ規則に、誠実な読み方を二つ与えます。
体に届かない質問。 「経済は商業的である」では、Calderが今夜食べられるかは分かりません。ラベルを、借りか、値段か、拒絶に置き換えます。
空欄を失敗とみなす。 いちばんよい一貫性の一部は、空欄として書いた空欄から来ます。危ないのは、残したことを忘れた空欄です。
飾りとしての実在の行い。 生きている人がどう悼み、どう祈り、年をどう測るかを調べるなら、問いは残し、土地の答えは自分で作ります。上の文化の案内が、その長い注意です。
また見る場所に答えを置く#
一覧が短いあいだは、手帳で足ります。場面ごとに一ページ、三つの印、決めた一文です。事実が刊行されたページに届いたら、設定資料集へ移し、章を記します。答えが互いを引き合いに出し始めたら、つながった作業場所が、同じ石を三つのファイルから探す手間を省きます。
Yazar.ioは、その二番目の時点のためのものです。登場人物、場所、世界設定、物語のほかの部分を一つの作業場所に置きます。原稿はWordか、Google Docsか、すでに使っている編集ソフトに残します(機能)。この節の記述は、2026年10月21日にYazar.ioの公開ページで確かめました。
実際に決めたものを収め、残りは置いておきます。踏み段は「場所」に入ります。対話が使うなら、「数え」という語は「用語集」に入ります。失われた袋は「年表」に入ります。出来事には、そこにいた人と場所を書け、それらのページは出来事を一覧します(更新情報)。通行料の口論は、場面がどちらが正しいかを決めるまで「メモ」のままで構いません。メモには種類があり、状態は「アイデア」から「進行中」を経て「使用済み」へ進み、ほかの状態もあります。メモに打った名前は自分でつながり、手で選ぶときは@を打てます。その先のページには、それに言及するページを示すバックリンクの欄があります(機能、更新情報)。
無料のプランが、この分け方の理由です。用語集、年表、メモ、引用は無料プランで無制限です。場所、世界設定とその他の項目の種類では、本ごとに、種類ごとに編集できる記録は15件までです(プラン)。質問票は、無料の本が確定した記録として持てるより多くの未決の質問を生むことがあります。開いたものはメモのままにし、場所や世界設定の記録は、答えがまた使う一文になったときだけ作ります。それより高い上限があれば、料金のページに記されています。有料プランに頼る前に、もう一度見てください。
同じページがどの端末でも開くので、記録の作成と編集には接続を使います。短い切断のあいだ、モバイルアプリはすでに開いたページを表示し続けられます。それは、接続なしで作業することと同じではありません(FAQ)。Yazar.ioは書いた文を残し、自分の文には置き換えません。誤った文は、書き手が直すまでそのままです。
次の場面を試す質問#
場面を一度読み、次を印します。
- 使っていない答えをすべて消しても、場面はまだ起きるか。
- 二人は同じ規則から別のものを欲しているか。
- 説明したくてたまらないのに、場面の誰も必要としない事実があるか。
- 決めた一文を、来週、一か所で見つけられるか。
最初の答えが否なら、手元にあるのは事典です。麦と石と通行料が仕事をするまで削ります。
出典
- Yazar.io: Features · 2026年10月21日
- Yazar.io: Plans and limits · 2026年10月21日
- Yazar.io: Product updates · 2026年10月21日
- Yazar.io: FAQ · 2026年10月21日